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アメックスゴールドプリファードvsマリオットアメックス徹底比較

結論から言うと、年間決済額400万円未満の方はゴールドプリファード一択です。

マリオットアメックスプレミアムは年会費82,500円に値上げされ、無料宿泊の条件も年間400万円に引き上げられました。一方ゴールドプリファードは年会費39,600円で、年間200万円の決済でホテル無料宿泊が手に入ります。かつての「マリオット一強時代」は終わり、決済額に応じた住み分けの時代に入っています。

この記事では、年会費・ポイント還元・マイル移行・ホテル特典・ダイニング・保険・空港ラウンジまで全項目を比較し、あなたがどちらを選ぶべきかを明確にします。

▶ 関連記事:アメックスゴールドプリファードは得か?損益分岐点を徹底検証

目次

年会費の差は42,900円。家族で持つとさらに拡大

まず維持コストの比較です。本会員だけでなく、家族カードを含めたトータルコストで見ると、ゴールドプリファードの優位性が際立ちます。

項目 ゴールドプリファード マリオットプレミアム
本会員年会費(税込) 39,600円 82,500円
家族カード1枚目 無料 無料
家族カード2枚目 無料 41,250円
夫婦2人の合計年会費 39,600円 82,500円
本会員+家族2枚の合計 39,600円 123,750円

家族カード2枚を含めた場合の差額は年間約84,000円にまで拡大します。マリオットプレミアムの年会費は、かつての49,500円から1.6倍以上に引き上げられました。この差額をポイントや特典だけで埋めるには、よほど決済額が多いか、ホテル上級会員のステータスを最大限に活用できる方に限られます。

ゴールドプリファードは旧ゴールドカード(31,900円)から値上がりしたものの、「フリー・ステイ・ギフト」という継続特典が追加され、値上げ分を大きく上回る設計に進化しています。

ポイント還元率の仕組みと「マリオットの落とし穴」

通常還元率とボーナスプログラム

項目 ゴールドプリファード マリオットプレミアム
通常還元率 1.0%(100円=1pt) 3.0%(100円=3pt)
対象加盟店ボーナス 3.0%(Amazon・Yahoo!等) なし
ホテル利用時 2.0% 6.0%(マリオット系列)

マリオットプレミアムの基本還元率3.0%は一見高く見えますが、1ポイントの価値は現金換算で0.3〜0.5円程度。マイル交換やホテル宿泊での利用が前提なので、実質的な還元率の差はゴールドプリファードの1.0%とかなり縮まります。

ゴールドプリファードの強みは、Amazon、Yahoo!、JAL公式、Uber Eats等での3.0%還元(年間50万円まで)が無料で自動付帯される点です。マリオットプレミアムにはこうした一般店舗でのボーナス設定がありません。

マリオットプレミアムのポイント対象外が激増

2025〜2026年にかけて、マリオットプレミアムでポイントが付かない対象外項目が大幅に増えました。

支払い先 マリオットプレミアムの還元
事業用決済(広告費・オフィス用品等) 対象外(0ポイント)
公共料金・税金 0.5%(200円=1pt)
ガソリン・ETC・高速道路 0.5%(200円=1pt)

経営者や個人事業主が経費決済で大量ポイントを稼ぐという使い方は、もはや成立しません。ゴールドプリファードは個人向けの設計に特化しており、こうした極端な制限が少ないのが利点です。

マイル移行はANAならゴールド、JALならマリオット

項目 ゴールドプリファード マリオットプレミアム
ANAマイル還元率 1.0%(別途年5,500円必要) 1.0〜1.25%
JALマイル還元率 0.4% 1.0〜1.25%
他社マイル 0.8% 1.0〜1.25%
移行ボーナス なし 60,000pt交換で+5,000マイル

マリオットプレミアムは60,000ポイントまとめて交換すると25,000マイルとなり、還元率1.25%に達します。40社以上の航空会社に対応している点は大きな強みです。

ただし、ANAマイルを貯める場合のコスト効率を計算すると、ゴールドプリファードが圧倒的に有利です。ゴールドプリファードの年会費+ANA移行料(45,100円)と、マリオットプレミアム(82,500円)の差額は約37,000円。この差をマイル還元率0.25%の差だけで埋めるには年間1,480万円以上の決済が必要で、現実的ではありません。

JALマイルを最優先で貯めたい方は、ゴールドプリファードのJAL還元率が0.4%と不利なため、マリオットプレミアムか別のJAL特化カードを検討してください。

ホテル特典は「200万円 vs 400万円」の壁

両カード最大の差別化要因がホテルの無料宿泊特典です。獲得条件に決定的な差があります。

項目 ゴールドプリファード マリオットプレミアム
特典名称 フリー・ステイ・ギフト 無料宿泊サーティフィケート
獲得に必要な年間決済額 200万円 400万円
特典内容 国内対象ホテル1泊2名招待 最大75,000pt相当の1泊
対象ホテル マリオット・プリンス・ハイアット・オークラ等 マリオット系列のみ

ゴールドプリファードは月平均16.7万円の決済で達成可能なラインです。対してマリオットプレミアムは月33.3万円が必要で、かつての年間150万円から大幅に条件が厳しくなりました。

▶ 関連記事:アメックスゴールドプリファードとグリーンどっちが得?

上級会員ステータスの差

項目 ゴールドプリファード マリオットプレミアム
自動付帯ステータス プリンスホテル ゴールドメンバー マリオット ゴールドエリート
朝食無料 ✕(プラチナ以上が必要)
ラウンジ利用 ✕(プラチナ以上が必要)
プラチナ獲得条件 年間500万円決済

マリオットプレミアムの真の価値は「プラチナエリート」にありますが、獲得には年間500万円の決済が必要です。500万円に届かない方にとっては、朝食もラウンジもつかないゴールドステータスのために82,500円を払い続けることになります。

ダイニング・空港・保険はゴールドプリファードの圧勝

ダイニング特典

特典 ゴールドプリファード マリオットプレミアム
招待日和(1名分無料) ◎ 約250店舗 ✕ なし
スタバ20%キャッシュバック ◎ 年間最大5,000円 ✕ なし
ポケットコンシェルジュCB ◎ 年間最大10,000円 ✕ なし

招待日和で年2回コース料理を利用するだけで、1〜2万円×2回=2〜4万円相当の価値。スタバとポケットコンシェルジュを加えると年間最大55,000円分の特典価値で、年会費39,600円を大幅に上回ります。マリオットプレミアムにはこの領域の特典がほぼありません。

空港ラウンジ

項目 ゴールドプリファード マリオットプレミアム
プライオリティパス ◎ 年2回無料 ✕ 付帯なし
国内ラウンジ 本会員+同伴者1名無料 本会員+同伴者1名無料
カード素材 メタル(金属製) プラスチック

年会費82,500円のマリオットプレミアムにプライオリティパスが付帯しないのは大きな弱点です。ゴールドプリファードはメタルカードで所有満足度も高い。

付帯保険

項目 ゴールドプリファード マリオットプレミアム
海外死亡・後遺障害 最高1億円 最高1億円
家族特約(死亡) 5,000万円 1,000万円
治療費用 300万円 300万円
スマホ補償 年間最大5万円 年間最大3万円
キャンセル補償 最大50万円 最大10万円

家族特約とキャンセル補償でゴールドプリファードが大きくリード。スマホ補償も金額・自己負担額ともにゴールドプリファードが優位です。

結論:あなたはどちらを選ぶべきか

ゴールドプリファードがおすすめの人

  • 年間決済額200万円以上400万円未満の方:マリオットでは無料宿泊すら得られない決済額帯
  • 外食・カフェ・Amazonを日常的に使う方:ダイニング特典だけで年会費回収可能
  • 家族でカードを共有したい方:家族カード2枚無料で世帯コスト最小化
  • 特定ホテルに縛られず色々なホテルに泊まりたい方:対象がマリオット以外にも幅広い
  • ANAマイルを貯めたい方:コスト効率でマリオットに圧勝

▶ ゴールドプリファードの詳細はこちら:アメックスゴールドプリファードは得か?損益分岐点を徹底検証

マリオットプレミアムを検討すべき人

  • 年間決済額500万円以上でプラチナエリートの朝食・ラウンジを使い倒せる方
  • マリオット系列ホテルに年間数十泊する
  • JALマイルを最優先で貯めたい方(還元率1.25%)

まとめ

かつての「マリオット一強時代」は、度重なる改悪によって終わりました。年間400万円に届かない大多数のユーザーにとって、マリオットプレミアムはもはや持ち続ける理由が薄いカードです。ゴールドプリファードは年会費39,600円の中に、メタルカード、プライオリティパス、レストラン1名無料、年間200万円でのホテル無料宿泊という実利を詰め込んでおり、年間200〜300万円の決済層に最高のコスパを提供します。

▶ グリーンとの比較も気になる方はこちら:アメックスゴールドプリファードとグリーンどっちが得?


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