結論から言うと、ANAマイルを上限なく貯めたいならANAプレミアム、ホテル体験と日常の還元を重視するならアメックスプラチナです。
どちらも年会費165,000円(税込)と同額ですが、特典の方向性は正反対。ANAプレミアムはマイル移行上限なし+ANA航空券4.5%還元という「ANAマイル全振り」設計。アメックスプラチナは世界1,800ヶ所のFHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)+年間4万円のダイニングキャッシュバックという「体験の質を上げる」設計です。
この記事では、マイル・ホテル・ダイニング・空港ラウンジ・保険まで全項目を比較し、あなたのライフスタイルに合う1枚を明確にします。
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年会費165,000円は同額。家族カード4枚無料で1枚あたり33,000円に
ANAプレミアムとアメックスプラチナの年会費はどちらも165,000円(税込)で同額です。最大の注目ポイントは、どちらも家族カードが4枚まで無料という点。
| 項目 | ANAアメックスプレミアム | アメックスプラチナ |
|---|---|---|
| 本会員年会費(税込) | 165,000円 | 165,000円 |
| 家族カード | 4枚まで無料 | 4枚まで無料 |
| ETCカード年会費 | 無料(発行935円) | 無料(発行935円) |
本会員+家族4枚の合計5枚で持った場合、カード1枚あたりの実質年会費は33,000円。一般的なゴールドカードと同水準のコストで最高峰の特典が使えます。
継続特典で実質年会費は下がる
| 継続特典 | ANAアメックスプレミアム | アメックスプラチナ |
|---|---|---|
| フリー・ステイ・ギフト | ◎ あり | ◎ あり |
| 継続ボーナスマイル | 毎年10,000マイル(2〜5万円相当) | − |
| トラベルクレジット | − | 毎年20,000円分 |
どちらも宿泊特典+マイルまたはトラベルクレジットで、額面165,000円のうち5〜10万円分は「前払いの旅行代金」として回収できる構造です。
マイル移行上限が最大の分岐点。ANAプレミアムは「上限なし」
この2枚の最も決定的な違いがマイル移行の上限です。
| 項目 | ANAアメックスプレミアム | アメックスプラチナ |
|---|---|---|
| 通常還元率 | 1.0% | 1.0% |
| ANA航空券購入時 | 約4.5% | 1.0%(ボーナス対象外) |
| ANAマイル移行上限 | なし | 年間40,000マイルまで |
| 移行レート | 1,000pt → 1,000マイル | 1,000pt → 1,000マイル |
| 対象店舗3倍ボーナス | − | ◎ Amazon・Yahoo!・JAL等 |
ANAプレミアムの圧倒的な強みは2つ。ANA航空券購入時の還元率4.5%と、マイル移行上限なしです。年間400万円以上決済する方がアメックスプラチナを使うと、40,000マイルの上限を超えた分は翌年以降に持ち越すか、レートが悪い他社マイルに交換するしかありません。ANAプレミアムなら1,000万円決済して得た10万ポイントを、そのまま10万マイルとしてすぐに使えます。
一方、アメックスプラチナはAmazon・Yahoo!・Uber Eats等で3倍還元があり、ANA以外も幅広く使う方には柔軟性があります。
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ホテル特典はアメックスプラチナの「FHR」が圧倒的
ホテル特典では、アメックスプラチナに超えられない壁があります。それが「ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)」です。
FHRの特典内容
世界1,800ヶ所以上の高級ホテル(リッツ・カールトン、パークハイアット、アマン等)で以下のVIP待遇が受けられます。
| FHR特典 | 内容 |
|---|---|
| アーリーチェックイン | 12時から(空室状況による) |
| 客室アップグレード | スイート昇格の実績多数 |
| 朝食無料 | 滞在中2名分 |
| レイトチェックアウト | 16時まで確約 |
| ホテルクレジット | 100米ドル相当(スパ・レストランに使える) |
1回の宿泊で朝食+ホテルクレジットだけでも2〜3万円相当の価値。年3回利用すれば、ホテル特典だけで年会費を回収できます。ANAプレミアムにはFHRが付帯していません。
上級会員ステータスの比較
| ホテルグループ | ANAアメックスプレミアム | アメックスプラチナ |
|---|---|---|
| マリオット ゴールドエリート | − | ◎ |
| ヒルトン ゴールド会員 | ◎ | ◎(朝食無料含む) |
| プリンスホテル | − | ◎ プラチナメンバー |
提携ホテルの幅広さではアメックスプラチナが上回ります。
ダイニング・空港ラウンジ・保険を比較
ダイニング特典
| 特典 | ANAアメックスプレミアム | アメックスプラチナ |
|---|---|---|
| 招待日和(1名分無料) | ◎ あり | ◎ あり |
| ダイニングキャッシュバック | 年間最大10,000円 | 年間最大40,000円 |
| スタバ20%還元 | − | − |
招待日和は両カード共通。差が出るのはキャッシュバック額で、アメックスプラチナが年間4万円とANAプレミアムの4倍。外食頻度が高い方にはプラチナの優位性が大きい。
空港ラウンジ
| ラウンジ | ANAアメックスプレミアム | アメックスプラチナ |
|---|---|---|
| 国内線ANAラウンジ | ◎ 本人無料 | ✕ 利用不可 |
| センチュリオンラウンジ | ✕ 利用不可 | ◎ 本人+同伴者2名 |
| プライオリティパス | ◎ 本人+同伴者1名無料 | ◎ 本人+同伴者1名無料 |
| 国内カードラウンジ | ◎ 本人+同伴者1名 | ◎ 本人+同伴者1名 |
ANAプレミアムはエコノミー搭乗でもANAラウンジが無料。国内線メインの方には圧倒的な価値です。アメックスプラチナは羽田のセンチュリオンラウンジが使え、国際線利用者に強い。プライオリティパスは両カードとも同伴者1名無料ですが、空港内レストラン優待は両カードとも対象外(改悪済み)です。
付帯保険
| 項目 | ANAアメックスプレミアム | アメックスプラチナ |
|---|---|---|
| 海外旅行傷害(最高) | 1億円 | 1億円 |
| スマホ補償 | 年間最大5万円 | 年間最大15万円 |
| キャンセルプロテクション | 同等 | 同等 |
| ショッピングプロテクション | 同等 | 同等 |
最大の差はスマホ補償で、アメックスプラチナは15万円とANAプレミアムの3倍。最近のスマホは10万円超えが当たり前なので、この差は実用面で大きいです。
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結論:あなたはどちらを選ぶべきか
ANAアメックスプレミアムが向いている人
- 年間決済額400万円以上のANAマイラー:マイル移行上限なしで全ポイントを1対1でANAマイルに変換できる唯一の選択肢
- ANAの国内線を頻繁に利用する方:エコノミーでもANAラウンジ無料+搭乗ボーナス50%
- ANA航空券を多く購入する方:還元率4.5%は他カードにない破壊力
アメックスプラチナが向いている人
- 高級ホテルでの宿泊体験を重視する方:FHRで1回の滞在が数万円の価値に
- ANA以外の航空会社も使う多角的な旅行者:デルタ・シンガポール等のマイルにも柔軟に移行
- 外食頻度が高い方:年間4万円のダイニングキャッシュバック+招待日和
- スマホ補償を手厚くしたい方:年間15万円の補償は業界最高水準
まとめ
年会費は同じ165,000円でも、中身は正反対の2枚です。「ANAマイルという一点に集中投下したい」ならANAプレミアム。「ホテル・ダイニング・日常の安心感を幅広く享受したい」ならアメックスプラチナ。どちらも家族カード4枚無料を活かして家族で決済を集約すれば、1枚あたり33,000円で最高峰の特典が使えます。
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