結論から言うと、ANAアメックスゴールドは「マイル移行上限なし+ポイント無期限」が最大の武器であり、年間200万円以上決済するANAマイラーにとって唯一無二のカードです。
年会費34,100円は競合のANA VISAワイドゴールド(15,400円)の約2倍ですが、マイル移行上限なし・ポイント無期限・招待日和(1名分無料)・入会キャンペーン10万マイル超という特典群で、高決済層には年会費を大幅に上回るリターンが得られます。一方、2025〜2026年に空港ラウンジ15箇所削除やANA航空券還元率ダウンなどの改悪もあり、ライトユーザーにはコスパが合わなくなっています。
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年会費34,100円のコスト構造と入会キャンペーン
| カード種別 | 年会費(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 本会員 | 34,100円 | 割引制度なし |
| 家族会員 | 17,050円 | 1枚目から有料 |
| ETCカード | 無料 | 発行手数料935円 |
| マイル移行コース | 無料(年会費に含む) | 一般カードは年6,600円必要 |
家族カードが1枚目から17,050円と有料なのは、ゴールドプリファード(家族カード2枚無料)と比べて明確に劣る点です。夫婦で持つと合計51,150円となり、コスト面では重い負担になります。
入会キャンペーンで10万マイル超が狙える
2026年早春のキャンペーンでは、紹介プログラム経由の入会で以下のマイルが獲得可能です。
| 条件 | 獲得ポイント/マイル |
|---|---|
| 入会ボーナス | 2,000マイル |
| 3ヶ月以内に60万円利用 | 16,000pt |
| 3ヶ月以内に120万円利用 | 33,000pt |
| 3ヶ月以内に150万円利用 | 35,000pt |
| 通常利用ポイント(150万円分) | 15,000pt |
| 合計 | 100,000マイル超 |
10万マイルはハワイ往復エコノミー2名分、または欧米ビジネスクラス1名分に相当。1マイル=3円換算で約30万円の価値です。年会費34,100円を払っても20万円以上の「お釣り」が来る計算で、これが「まず1年持ってみるべき」と言える最大の根拠です。
マイル移行上限なし+ポイント無期限が最大の強み
このカードの最大の優位性は2つ。ポイント有効期限が無期限であることと、ANAマイルへの移行上限が一切ないことです。
| 項目 | ANAアメックスゴールド | アメックスプロパー(プラチナ等) |
|---|---|---|
| ANAマイル移行上限 | なし | 年間40,000マイル |
| ポイント有効期限 | 無期限 | 無期限(MRP+加入時) |
| 移行レート | 1,000pt→1,000マイル | 1,000pt→1,000マイル |
| 移行手数料 | 無料 | 年5,500円(ANAコース) |
年間400万円以上決済する方がアメックスプラチナを使うと、40,000マイルの上限を超えた分はすぐにANAマイルにできません。ANAアメックスゴールドなら1,000万円決済で得た10万ポイントを、そのまま10万マイルとして即座に使えます。
▶ 上限なしのプレミアムカードとの比較はこちら:ANAアメックスプレミアムvsアメックスプラチナ徹底比較
2025年改定でANA航空券還元率が3.0%→2.0%に
| 利用項目 | 2024年まで | 2026年現在 |
|---|---|---|
| 通常ショッピング | 1.0% | 1.0% |
| ANA航空券・機内販売 | 3.0% | 2.0% |
| ANAショッピング A-style | 3.0% | 2.0% |
頻繁にANA便を利用する方にとっては獲得マイルが3分の2に減る実質的な改悪です。ただし競合のANA VISAワイドゴールドも航空券購入時2.0%なので、突出したメリットを失い横並びになったという解釈が正確です。
招待日和で年2回の食事だけで年会費を回収
「ゴールド・ダイニング by 招待日和」は、対象レストランでコースを2名以上で予約すると1名分が無料になる特典です。
1名分のコース料金は15,000〜25,000円程度。年2回利用すれば3〜5万円の価値となり、年会費34,100円をほぼ全額回収できます。同一店舗は半年に1回の制限がありますが、店舗を変えれば利用回数は無制限。都市部在住で外食をする方なら、年会費の高さはもはや障壁になりません。
ただし、ゴールデンウィーク(4/25〜5/6)や年末年始(12/19〜1/3)は除外日なので、予約のタイミングには注意が必要です。
2025〜2026年の改悪まとめと注意点
| 改悪項目 | 内容 | 影響度 |
|---|---|---|
| 国内空港ラウンジ15箇所削除 | 函館・仙台・松山・高松等が利用不可に | 地方ユーザーに致命的 |
| ANA航空券還元率 | 3.0%→2.0%に低下 | ANA頻繁利用者に影響大 |
| プライオリティパス | 年間無料2回に固定。レストラン利用不可 | 海外頻繁渡航者に影響 |
| スマホ保険の自己負担増 | 破損5,000円→10,000円、盗難10,000円→15,000円 | 中程度 |
一方で改善もあり、スマホ保険の対象に「故障」が追加され、補償範囲は広がっています。トータルで見ると、地方空港を使う方とANA航空券の購入額が大きい方には厳しい改定、それ以外の方には影響は限定的です。
競合カードとの比較
| 項目 | ANAアメックスゴールド | ANA VISAワイドゴールド | マリオットプレミアム |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 34,100円 | 15,400円(割引あり) | 82,500円 |
| マイル還元率 | 1.0% | 1.0% | 最大1.25% |
| ANA航空券 | 2.0% | 2.0% | − |
| マイル移行上限 | なし | なし | − |
| ポイント有効期限 | 無期限 | 3年 | 無期限 |
| 招待日和(1名無料) | ◎ あり | ✕ なし | ✕ なし |
| スマホ保険 | ◎ 最大3万円 | ✕ なし | ◎ 最大3万円 |
| 空港ラウンジ | △ 地方15箇所削除 | ◎ 国内主要空港 | ◎ 国内主要空港 |
純粋な還元率とコスパではANA VISAワイドゴールドが優位。ANAアメックスゴールドを選ぶ理由は、ポイント無期限・招待日和・手荷物宅配・各種プロテクションという「旅の付加価値」に集約されます。
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結論:持つべき人・やめるべき人
持つべき人
- 年間200〜300万円以上決済するANAマイラー:マイル移行上限なし+ポイント無期限で、ビジネスクラス特典航空券を数年かけて狙える
- SFC修行を検討している方:スカイコイン1.6倍で実費を抑えた修行が可能
- 都市部で招待日和を活用できる方:年2回で年会費を回収可能
- 入会キャンペーンで3ヶ月150万円決済できる方:10万マイル超で初年度は圧倒的にプラス
やめるべき人
- 地方空港(仙台・松山・高松等)が主拠点の方:ラウンジが使えなくなり致命的
- コスパ最優先の方:ANA VISAワイドゴールドのほうが年会費半額で還元率は同等
- 年間決済額100万円未満の方:マイルが貯まらず入会キャンペーンもクリアできない
- 家族カードを複数枚持ちたい方:1枚17,050円と高額。ゴールドプリファード(家族2枚無料)のほうが家族利用に適している
まとめ
ANAアメックスゴールドは改悪が続いていますが、「マイル移行上限なし+ポイント無期限」という核心的な強みは健在です。入会キャンペーンで10万マイル超を獲得し、招待日和で年会費を回収し、数年かけてビジネスクラス特典航空券を狙う。このルートが描ける方には、依然として最強のANAカードです。まずは3ヶ月150万円の決済が可能か計算するところから始めてみてください。
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