結論から言うと、2026年現在「これ一枚で完璧」というANAプレミアムカードは存在しません。税金込みで安定1.5%還元ならVISAプラチナ、コスパ重視ならJCBプレミアム、家族でANA便を使い倒すならアメックスプレミアム、利用限度額なしの高額決済+美食ならダイナースプレミアム。自分の決済スタイルに合わせて選ぶのが正解です。
4枚の基本スペック比較
| 項目 | VISAプラチナ | JCBプレミアム | アメックス | ダイナース |
|---|---|---|---|---|
| 年会費 | 96,800円 | 77,000円 | 165,000円 | 198,000円 |
| 家族会員 | 4,400円 | 4,400円 | 4枚まで無料 | 無料 |
| 通常マイル還元率 | 1.5% | 1.3〜1.55% | 1.0% | 1.5% |
| ANA航空券還元率 | 3.5% | 3.5〜4.5% | 4.5% | 4.5% |
| 継続ボーナス | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル |
| 搭乗ボーナス | 50% | 50% | 50% | 50% |
| ANAラウンジ | 本人のみ | 本人のみ | 本人のみ | 本人のみ |
年会費と維持コストの考え方
| カード | 年会費 | 家族5人の場合 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| JCBプレミアム | 77,000円 | 94,600円 | 18,920円 |
| VISAプラチナ | 96,800円 | 114,400円 | 22,880円 |
| アメックス | 165,000円 | 165,000円 | 33,000円 |
| ダイナース | 198,000円 | 198,000円 | 39,600円 |
アメックスは家族カード4枚無料なので、5人で持つと1人あたり33,000円。ゴールドカード並みの維持費でプレミアム特典を家族全員が享受できます。ダイナースは2026年4月に170,500円→198,000円へ約16%値上げ。
マイル還元率:税金を含む全決済で比較
| 決済内容 | VISAプラチナ | JCBプレミアム | アメックス | ダイナース |
|---|---|---|---|---|
| 通常ショッピング | 1.5% | 1.3〜1.55% | 1.0% | 1.5% |
| ANA航空券 | 3.5% | 3.5〜4.5% | 4.5% | 4.5% |
| 公共料金・税金 | 1.5%(満額維持) | 1.3% | 0.5%(半減) | 1.5% |
| 事業用決済 | 対象 | 対象 | 対象外の動きあり | 対象外 |
税金・公共料金でも還元率が下がらないのはVISAプラチナだけ。高額納税者にとっては最も効率的なマイルの貯め方です。アメックスは公金支払いが0.5%に半減するため、税金の決済額が大きい方は要注意。
▶ 関連記事:ANAアメックスプレミアムは年会費16.5万円の価値あり?
ホテル特典の比較
| 特典 | VISAプラチナ | JCBプレミアム | アメックス | ダイナース |
|---|---|---|---|---|
| 無料宿泊 | — | — | フリーステイギフト(更新時) | — |
| ホテル優待 | コンシェルジュ経由 | HoteLux提携 | ザ・ホテル・コレクション | クラブホテルズ |
アメックスプレミアムのフリーステイギフトは毎年カード更新時に1泊2名の無料宿泊券がもらえる唯一の特典。1泊5万円以上のホテルも含まれており、この特典だけで年会費の約3分の1を回収できます。
ダイニング特典:4枚全てに1名分無料がある
| カード | ダイニング特典名 | 特徴 |
|---|---|---|
| VISAプラチナ | プラチナグルメクーポン+招待日和 | 国内の厳選レストラン |
| JCBプレミアム | グルメ・ベネフィット | 国内の厳選レストラン |
| アメックス | 2-for-1ダイニング by 招待日和 | 国内外約250店舗 |
| ダイナース | エグゼクティブダイニング+グルメCB | 約300店舗+20%CB年間最大4万円 |
ダイナースは対象店舗数と海外レストランでの優待で一歩リード。2026年4月からのグルメキャッシュバック(プレミアム会員は年間最大4万円)がさらに強力です。
▶ 関連記事:ダイナースクラブカードは年会費の元が取れる?特典と損益を徹底検証
付帯保険の比較:治療費用の差が重要
| 項目 | VISAプラチナ | JCBプレミアム | アメックス | ダイナース |
|---|---|---|---|---|
| 海外旅行保険 | 最高1億円 | 最高1億円 | 最高1億円 | 最高1億円 |
| 傷害・疾病治療 | 最高500万円 | 最高1,000万円 | 最高1,000万円 | 最高300万円 |
| 独自保険 | 選べる無料保険 | スマホ保険(5万円) | キャンセル補償(50万円)+スマホ(10万円) | — |
治療費用はJCBとアメックスが最高1,000万円で最も手厚い。ダイナースは300万円と心もとない。アメックスのキャンセルプロテクション(年間最高50万円)とスマホプロテクション(年間最高10万円)は他社にない強力な補償です。
2026年の改悪まとめ(全カード共通+個別)
全カード共通の改悪
- プライオリティパスのレストラン特典が廃止(ラウンジ入場のみに制限)
- 国内施設は出発3時間前からの利用に限定、到着便での利用不可
- ANAアップグレードポイントの提供終了(マイルによるアップグレードに一本化)
- 国内空港ラウンジ15ヶ所が対象外に(2025年6月〜)
個別の改悪
- アメックス:公共料金・税金のポイント半減(1.0%→0.5%)
- ダイナース:年会費16%値上げ(170,500円→198,000円)、還元率2.0%→1.5%低下
決済スタイル別おすすめカード
| タイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 税金込みで安定還元 | VISAプラチナ(96,800円) | 唯一、公共料金・税金でも1.5%満額維持 |
| コスパ重視 | JCBプレミアム(77,000円) | 最安の年会費で1.3〜1.55%還元+ANAラウンジ |
| 家族でANA便 | アメックス(165,000円) | 家族カード4枚無料+ANA航空券4.5%+フリーステイギフト |
| 高額決済+美食 | ダイナース(198,000円) | 利用限度額なし+エグゼクティブダイニング+グルメCB年間4万円 |
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まとめ
2026年のANAプレミアムカード選びは、単なるスペック比較ではなく「どの支払いに年間いくら使うか」との相性で決まります。VISAの安定性、JCBのコスパ、アメックスの家族向け設計、ダイナースのステータスと決済柔軟性。それぞれの「尖った」特性を自分の生活に合わせて選んでください。
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